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1人当たり2千万円?火星移住計画で人間は火星に住めるようになるのか?

米宇宙開発ベンチャー、スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は27日、メキシコでの国際宇宙会議で火星移住のための交通システムの整備計画を発表した。
巨大ロケットの連続再使用や100人以上が乗れる宇宙船のピストン輸送などにより、1人当たりの火星への移送費を長期的に2千万円程度まで抑えるという。

 

 

同社は2025年までに火星への有人飛行を実現するとしている。マスク氏は「安価な輸送手段は地球外に文明を築く基礎になる」と語り、各国の宇宙機関や企業、研究者に協力を呼びかけた。
企業が公的機関に先行して具体的な宇宙開発計画を公表するのは初めて。

 

この仕組みは移住が基本だが、地球に帰る選択肢も用意するという。
火星は重力や1日の長さが地球に近く水もあるため、月と並び宇宙における有力な移住先と考えられている。ただ到達には3~5カ月程度かかる。

 

マスク氏はまず「大風呂敷」を広げ、社員を追い込んで能力を最大限引き出す経営手法で知られる。
欧州宇宙機関(ESA)のヨハン・ベルナー長官は日本経済新聞に「スペースXの計画に協力するには深い関係を築く必要があり簡単ではない。
火星に行くにはまずは月で技術を検証すべきで、マスク氏も理解しているはずだ」と語った。

 

移住について

費用

2千万円程度

移動時間

3~5カ月
地球にもどることも可能

計画案

米宇宙開発ベンチャー、スペースXのイーロン・マスク(テスラモータ)

火星と地球の類似点

火星の1日が地球の1日に非常に近い。火星の太陽日は24時間39分35.244秒である。

火星の表面積は地球の28.4%で、地球の陸地(地球表面積の29.2%)と比べてわずかに少ない程度である。

火星の赤道傾斜角は25.19°で地球の23.44°に近い。そのため、火星の季節は地球とよく似ている。ただし、火星の1年は地球の1.88年相当であるため、各季節は2倍近い期間続く。火星の天の北極は小熊座ではなく白鳥座である。

火星は大気を持つ。地球大気の0.7%と薄いものだが、多少なりとも太陽放射や宇宙線を和らげる上、宇宙船が空力ブレーキを使うのに利用することもできる。

NASAのマーズ・エクスプロレーション・ローバーやフェニックス、ESAのマーズ・エクスプレスなどによる21世紀初頭の観測は、火星に水が存在するという主張を裏付けるものとなった。火星には地球型の生命を支えるのに必要な元素がかなりの量存在している可能性が高い。

 

火星と地球の相違点

火星の表面重力は地球の1/3にすぎない。この重力下で低重力での健康上の問題が発生しないかどうかはよく分かっていない。

火星は地球と比べて非常に寒く、平均表面温度は-43℃で、最低温度は-140℃である。

火星表面に液体の水の存在は確認されていない。

火星は太陽から遠いため、表面に届く太陽のエネルギーの量(太陽定数)は、地球や月に届く量の半分程度でしかない。

火星の軌道は地球のそれよりも潰れた楕円であるため、太陽との距離の変化が大きく、温度や太陽定数の変化を激化させる。

火星の気圧は、人間が与圧服無しで生存するには低過ぎる。従って、火星表面に作る居住施設は宇宙船のように与圧式にする必要がある。

火星の大気は薄いが主成分は二酸化炭素であるため、火星表面でのCO2の分圧は地球の52倍にもなる。(もっとも、このため火星上で植物は生育可能かもしれない。)

火星の磁気圏はとても弱く、太陽風を防ぐのに十分ではない。

現状の火星には液体での水が確認されていない。

太陽から遠いため火星表面に届く。

太陽エネルギーが地球の半分。

火星の気圧は低いため生活するには宇宙服が必要。

大気が薄いため、ほぼ真空状態だという事。

もしその中に生身でいたら20秒で失神。

1分で命を失うというデータが出ています。

 

 

スペースXのイーロン・マスク氏とは?

イーロン・マスク(Elon Musk, 1971年6月28日 – )は、南アフリカ共和国・プレトリア出身のアメリカの起業家であり、スペースX社の共同設立者およびCEOである。

PayPal社の前身であるX.com社を1999年に設立した人物でもある。

生誕 1971年6月28日(45歳)
住居 アメリカ合衆国、カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国、カナダの旗 カナダ、南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
教育 プレトリア男子高等学校(英語版)
出身校 ペンシルバニア大学
職業 起業家、エンジニア
著名な実績 スペースX、PayPal、テスラ・モーターズ、ハイパーループ、Zip2、ソーラーシティ
肩書き スペースXCEO兼CTO
テスラ・モーターズCEO
ソーラーシティ会長

 

火星移住計画の関連動画

火星に移住が必要な理由として、公に言われているのが急激な人口増加に対応するためということです。

かし、実はもうひとつに理由があるのです。それが氷河期の到来です。

地球では過去4回の大きな氷河期があったと言われていて、現在の人間が住んでいる温かい環境は氷河期と氷河期の間の間氷期というところにあたるとされています。

しかし、現在の間氷期は終わりを告げて、新たな氷河期に突入すると考えられています。

地球温暖化が叫ばれる一方で、科学者たちの研究によると、近いうちに地球寒冷化がはじまり、それが21世紀半ばまで続くだろうとも言われているのです。

氷河期がいつくるかは混乱を避けるために、表向きには明かされていませんが、世界の裏では情報は回っているのです。

その情報を手に入れたイーロン・マスク氏は、来る日に向けて計画をすすめているのではないかとされているのです。