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【バンクシー】正体はロバート・デル・ナジャ?覆面アーティストの作品が凄い!

バンクシーは、イギリスのロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。
社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取り「芸術テロリスト」とも呼ばれているそうです。
バンクシーの作品やバンクシーの正体が誰なのかについて調べてみました!

バンクシー(Banksy)の作品集

 

バンクシーのプロフィール

イギリス、ブリストル出身のストリート・アーティスト。
「BANKSY」という名前以外のプロフィールやその姿を一切世間に明かしておらず、主にステンシルを使った作品をゲリラ的に描くことで知られている。

パリス・ヒルトンのデビューアルバムの偽物を勝手に店頭に陳列したり、「狩りに行く古代人」と題してショッピングカートを押す古代人が描かれた石を大英博物館にゲリラ展示(後に、博物館はバンクシーの作品を正式なコレクションに追加した)したりして話題になった。

しかし、イスラエルとパレスチナを分離する壁に平和の願いを込めた作品を残すなどの活動も行っており、ストリートアート・ファンだけでなく、多くの人から絶大な支持を得ている。

2009年にはブリストル市立美術館で(公式に!)展覧会を開催。のべ30万人もの人が来場した。作品には数千万円の値がつき、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウ、クリスティーナ・アギレラなどのセレブも彼のファンだという。

出典:http://www.uplink.co.jp/exitthrough/artist/#banksy

バンクシー(Banksy)の正体は誰?

英国のガーディアン紙によると、本名はロバート・バンクス(Robert Banks)、1974年にブリストルで生まれた人物だとしている。

一方、BBCは彼の本名をロビン・バンクス(Robin Banks)としている。

“Guardian Unlimited”のサイモン・ハッテンストーン(Simon Hattenstone)は、バンクシーと顔を合わせてインタビューした唯一の人物である。彼によるとバンクシーは28歳、ジーンズにTシャツ姿で、片耳に銀のイヤリングをしていたという。

2008年3月6日にオンエアされた『奇跡体験!アンビリバボー』で、バンクシーの友人と思われる人物が、うっかり「ロビン」という名を口にしている。

バンクシーの公式サイトの登録者は、写真家のスティーブ(Steve Lazarides)という人物で、彼はバンクシーのエージェントであり、おそらくバンクシー本人ではない。ちなみに、スティーブはロンドンのソーホーにLaz Inc.というギャラリーを所有しており、そこではバンクシーの作品が購入できる。

2008年7月には、ついにバンクシーの身元が判明したと報道がなされた。報道によると、バンクシーの本名はロバート・カニンガム、ブリストル出身で1973年生まれだという。

ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーには、写真家のジェームス・パフ(James Pfaff)によるバンクシーのポートレート(覆面状態ではあるが)が収蔵されている。

 

バンクシーの正体は、マッシヴ・アタックのロバート・デル・ナジャ?

2016年9月1日、英紙「The Daily Mail」が報じたところによると、バンクシーの正体はイギリスの人気音楽ユニット「マッシヴ・アタック」の中心人物、ロバート・デル・ナジャ(通称:3D)その人だとか。

ロバート・デル・ナジャ説の理由

  • 過去12年間で世界に出現したバンクシー作品のうち10数点が音楽ユニット、マッシヴ・アタックのコンサート日時の前後に会場近くで生まれているということ。
  • マッシヴ・アタックのロバート・デル・ナジャ(通称3D)は、 1980年代にグラフィティアーティストとして活動していたということ。

 

バンクシーが監督した映画「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」

2010年、バンクシーを追いかける男の映像をもとに、いつの間にかその男がバンクシーらによってグラフィティーアーティストにしたてあげられていく一風変わったドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を監督。同年度のアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。

ドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の予告編(日本語訳付)