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【レモングラスが認知症に効く】香りを嗅ぐだけで物忘れ改善、生活リズム正常化

厚生労働省によると、2025年、団塊の世代は75歳以上となり、国内の65歳以上の高齢者のうち5人に1人にあたる700万人が認知症を患うことになると言われています。未だ根本的な治療法がなく、これで治る!という薬も開発されていないのが現状です。

そんな現代医学ではまだ根治療法が確立されていない認知症ですがレモングラスが認知症を改善させるという実験結果に注目が集まっています。


レモングラスはイネ科オガルカヤ属の多年草。アジア料理およびカリブ料理でよく使用されるハーブ。タイのスープ・トムヤムクンなどの料理の香り付けに用いられたり、ティーとして利用される。水蒸気蒸留法で得られる精油は、食品や飲料、香水に添加される。

 

 

 

さて本題の認知症を改善させるその方法とは

午前中の2時間、レモングラスの香りを嗅ぐだけ!!

 



え?そんなことだけでと思うかもしれませんが認知症の脳は前頭葉の働きが低下しているので、レモングラスなどの柑橘系の匂いをかぐことは前頭葉に刺激を与えることになるそうです。

 

午前中に香りを嗅ぐことで交感神経が高められ、日中は動いて夜には疲れて眠るという生活リズムの正常化にも効果があったようです。

また、認知症の予防にも効果があるようなので生活の中に積極的に取り入れたいですね。

 

 

レモングラスはイネ科の多年草です。庭などで栽培すれば手軽に使うことが出来ますが、おすすめはレモングラスの精油(アロマオイル)です。

レモングラスの精油(アロマオイル)をディフューザーで午前中だけ部屋に拡散させると効果的です。

 

裏ワザですがディフューザーがない場合は、マスクの内側にオイルを吹き付けて着用する方法もあるそうですよ。

午前中に2時間、レモングラスの香りを嗅ぐだけの簡単な方法なのですが注意すべきことがあります。それは就寝前には匂いを嗅がないこと。交感神経が刺激されて寝付けなくなるからだそうです。気をつけましょう。

また、猫をペットとして室内飼いさせている方は精油(アロマオイル)の取り扱いには十分注意しましょう。猫に精油は猛毒です。気をつけましょう。

これまで抜本的な治療法が見つかっていなかった認知症に光明が差している。香りと脳機能の関係について研究を重ねてきた星薬科大学教授で医学博士の塩田清二氏(66)は、かんきつ系の香りを放つ多年草の「レモングラス」に注目。この香りをかぐと脳が活性化されるというのだ。介護老人保健施設の入所者を対象とした実験でも実際に結果は現れた。

実験では、塩田氏が低温真空抽出法で精製した『レモングラスの原液』の香りを3カ月にわたり、毎日午前中に2時間、入所者にかいでもらった。塩田氏がその効果を説明する。

「対象者は27人で認知症の症状は、自宅で家族が面倒をみるのが困難な状態の中程度だった。3カ月後、認知症の中核症状である物忘れが改善され、行動が活発になった。実験以前の入所者は昼間、イスに座ったまま動かず、夜中に徘徊する昼夜逆転状態の傾向があったが、午前中にレモングラスの香りで交感神経が高められ、日中は動いて夜には疲れて眠るという生活リズムの正常化も図れた」

3カ月で物忘れ改善 行動活発、生活リズムも正常化 レモングラスが認知症に効く