♪ よんよんまるまるわんわんわん ツカサのウィークリーマンション ♪のCM 覚えていますか?
9月2日の「爆報!THEフライデー」では、ツカサのウィークリーマンションの社長が取り上げられました。
ツカサのウィークリーマンションでおなじみの名物社長が総資産3000億円から借金1000億円に!福島の田舎で極貧生活を送っていた!史上最悪の転落劇とは?
↑ 名物社長が自ら出演したツカサのウィークリーマンションのCM動画
1980年代、覚えやすいフレーズで一躍有名になったツカサのウィークリーマンション。
絶頂期には年商80億円、総資産は3000億円、自宅はなんと24億円の豪邸と誰もがうらやむ超セレブ生活をされていたそうです。
では どうしてバブルの不動産王とも呼ばれた人物に、総資産3,000億円からわずか1年で借金1,000億円への転落劇が起こったのでしょう・・
現在は福島で孤独な極貧生活、築50年の平屋で年金生活をされています。
7年前に自己破産し、今は寂しい一人暮らし。収入は月13万円の年金だけ。
そこにはあの半沢直樹のドラマを彷彿させる裏切りに次ぐ裏切りがあったそうです
ツカサのウィークリーマンション川又三智彦社長のプロフィール
川又三智彦さんは、1947年9月1日生まれ、栃木県芳賀郡茂木町出身。
サレジオ学院高等学校卒業後、米国ノースウエスタン・ミシガンカレッジに留学。
(このとき、家具付き賃貸部屋を借りたことが、ウィークリーマンションの発想に繋がったそうです)
川又三智彦社長の転落への道のり
1970年、家業の不動産業「司建物管理有限会社」に入社。
(「ツカサのバカ息子」と呼ばれるほど仕事が出来なかったそうです)
1973年、家業の不動産業「司建物管理有限会社」社長に就任。
1982年10月、元キャビンアテンダントの久美子さんと結婚。
1983年1月、家具付き短期賃貸マンション(後のウィークリーマンション)事業を開始する。
長期出張者や外国人ビジネスマンから大好評
画期的なスタイルが評判となり業績が右肩あがりに・・・
大手銀行の重役に料亭に招待され、5億円の融資をうける
新しくウィークリーマンションを建設すると
建設開始時に5億円だったマンションの価値が完成後に10億円の価値になるほど高騰
そして50の大手銀行から次々に融資を受けては新しいマンションを建設し、社員180人で 年商80億円の企業に!
しかし、幸せは長くは続かなかった
総量規制というバブル景気で行き過ぎた不動産価格の高騰を落ち着かせるため、金融機関に対し、不動産向けの融資を制限するように求めた行政指導が行われたのだ
銀行はこれまで融資していた不動産の価値が下がり、不渡りが出てくることを察知し、今まで融資していたお金の回収を始めた
「御社に融資している5億円を直ちに全額返済をお願いします」とまるで足並みを揃えるように50の銀行から容赦無い取り立て地獄に!
これがいわゆる バブル崩壊の始まり・・
融資の回収を迫られても当時、建築中のマンションが17棟もあり、売るのに時間がかかったそうです
バブル崩壊のスピードはとどまらず・・3,000億円の資産価値が1年後には一気に300億円まで暴落したそうです。
1999年9月、リーマンブラザーズにウィークリーマンションの営業権を譲渡する。
最悪の事態をリーマンブラザーズに救われる
2008年9月 リーマンブラザーズ経営破綻 リーマンショックが起こる
世界中の企業が倒産。790億円という莫大な借金を残し、ツカサも倒産。
現在は福島で孤独な極貧生活、築50年の平屋で年金生活をされています。
7年前に自己破産し、今は寂しい一人暮らし。収入は月13万円の年金だけ。
しかし、川又三智彦さんの野望がすごいんです!
廃業した民宿を再利用し、建物を改築してデイサービスにする計画
街全体を介護施設にしようと考えているそうです
また、若者を呼びこむため、ドローン操縦者を育成する学校も始める予定だそうです
現在69歳の川又三智彦さん、やはり目のつけどころが違いますよね!
新事業が大当たりしますように・・