2016年も残すところあと2か月!今年も様々な出来事がありましたが、最も話題となった言葉は何だったんでしょう?
『現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞』は最も話題となった言葉と共に、出来事も振り返ることができるので、毎年話題を集めています。今年はどんな言葉がノミネートされ、大賞に選ばれるのでしょう?
2016年の今年注目された主な言葉を、あいうえお順に並べてみました。
2016年の今年注目された主な言葉
あ行
阿部マリオ
リオ五輪の閉会式で安倍総理がコスプレ。
アモーレ
長友と平愛梨の熱愛発覚で長友選手が「僕のアモーレ」と発言したことが話題に。
伊勢志摩サミット
三重県志摩市阿児町神明賢島で開催された先進国首脳会議。
AI(人工知能)
人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、或いはそのための一連の基礎技術を指す。
オートファジー
細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つ。 自食(じしょく)とも呼ばれる。
か行
角栄ブーム
田中角栄の生涯を一人称で書いた作品、『天才』が、ことし上半期で、最も売れた本になりました。
神ってる
「神ってる」は「神がかっている」の意味。もともとギャル語のひとつですが、広島カープの試合でたびたび使われ、優勝と共にブレイクしたようです。
厳しい第三者の目
元都知事舛添要一氏が釈明会見で何度も繰り返し使った言葉。
君の名は。
新海誠監督の大ヒットアニメ映画のタイトル。歴代興行収入ランキングを大きく塗り替えた(記録更新中)。
組市松紋
組市松紋(くみいちまつもん) 歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインが2020年東京五輪のエンブレムに採用。
ゲス不倫
品位に欠ける、下劣な不倫行為を指す語。ゲス不倫の語は、夫である国会議員が、出産で緊急入院中の妻がいるにもかかわらず不倫に及んだという報道から生まれた。
琴バウアー
大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関・琴奨菊の取り組みの前のルーティンポーズ。フィギュアの「イナバウアー」ならぬ「琴バウアー」と呼ばれている。
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さ行
18歳選挙権
2015年6月、改正公職選挙法が成立し、選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられた。 2016年夏の参院選から適用され、18、19歳の約240万人が新たに有権者となった。
笑点50周年
日本のテレビ史における“最長寿の演芸番組”として、1966年より放送を続ける「笑点」が2016年5月で50周年をむかえました。
消費税再延期
安倍晋三首相は2016年6月1日、消費税率の10%への引き上げ時期を2019年10月まで2年半、延期すると表明しました。
シン・ゴジラ
東宝製作のゴジラシリーズの第29作であり、『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画である。 歴代ゴジラシリーズで最高額の興行成績となった。
SMAP解散(SMAP騒動)
1990年代後半から芸能界の第一線で活躍し、老若男女から幅広い支持を得ているSMAP。2016年1月、解散の危機が報じられると、メンバー及び事務所の一挙手一投足がメディアで連日報じられ、ファンによる大規模なCD購買運動や、ネットにおける事務所および一部のメンバーに対する大規模なバッシングなど、メンバー及び事務所の影響力の大きさが改めて可視化されることに。騒動にからめた様々な社会評論も行われている。
sekoi(せこい)
アメリカ紙ニューヨーク・タイムズの電子版は6月15日、舛添要一東京都知事が高額の海外出張や公用車の私的使用などが次々に発覚し、政治資金流用などの疑惑で辞職を決めたことについて「sekoi(せこい)」という日本語を使って報じました。
センテンススプリング
ベッキーとゲスの極み乙女。ボーカルの川谷絵音(かわたにえのん)のLINEのやり取りから生まれた言葉で、「センテンス」は「文・文章」、「スプリング」は「春」という意味。直訳してつなげると「文・春」、つまり週刊文春のことを表しています。
た行
都民ファースト
都民を第一(ファースト)に考えるこという小池都知事の理念。
ドヤ家電
ついつい人に自慢したくなるような家電製品のこと。定番のドヤ家電は、エスプレッソマシンやバミューダトースター。
トランプ旋風(トランプ現象)
旋風のような勢いで米大統領選の話題を集める、共和党のドナルド・トランプ氏を表現した言葉。
な行
二重国籍
二つ以上の国籍を持っている状態のこと。民主党の蓮舫氏の二重国籍問題(台湾と日本)が浮上し話題となった。
2世タレント
両親のどちらか、あるいは両親共がタレントなど著名人でありながら、自らもタレントになった子供を意味する語。俳優、歌手、モデルなど、次々に登場する二世タレント。2世タレントの暴行事件にも注目が集まった。
ニホニウム
日本人が発見し、初めて命名権を得た113番目の元素の名称案が「Nh:ニホニウム」に決定しました。ニホニウムは、理化学研究所のチームが発見した新元素。30番の亜鉛(Zn)に加速器を使い、超高速で83番のビスマス(Bi)にあてることを繰り返した結果、小さい元素衝突から大きな元素が作られる核融合反応によって、誕生したそうです。用途はまだ決まっていないそうです。
は行
パーフェクト・ヒューマン
『PERFECT HUMAN』は、日本のお笑いコンビオリエンタルラジオが率いる音楽グループ、RADIO FISHのスタジオ・アルバム。オリエンタルラジオのリズムネタの新ネタ。
廃棄ロス
店頭に並べてみたけれど販売できずに賞味期限切れなどの理由で、廃棄せざるを得なかった商品のことを指します。売れ残りの商品を廃棄することで発生する損失。
バスタ新宿
バスタ新宿は、新宿駅南口地区にある鉄道駅や高速バスターミナル、タクシー乗降場などを集約した交通ターミナルである。正式名称は新宿南口交通ターミナル。
働き方改革
就労者の意識の多様化や社会のデジタル化の潮流を受けて、将来の働き方(Future of Work)について論じる機会や、働き方の変革に対する試行的な取り組みが盛んとなってきている。
パナマ文書
パナマ文書とは、パナマの法律事務所、モサック・フォンセカによって作成された、租税回避行為に関する一連の機密文書である。
不謹慎狩り
不謹慎狩りとは、
不適切だが違法でない
舛添知事の一連の資金流用疑惑問題で第三者に依頼した調査結果を弁護士が公表。「不適切」ではあるが政治活動に生かしている「違法性はない」と否定した。
Brexit(ブレグジット)
”英国のEU離脱”を指す造語で、「
文春砲
文春砲とは、週刊文春によるスキャンダルスクープのこと。
ぺこ&りゅうちぇる
原宿系新カリスマモデルとして“ぺこちゃん”の愛称で親しまれるオクヒラテツコとその恋人で同じく読者モデルの“りゅうちぇる”のこと。
ペンパイナッポーアッポーペン
「ペンパイナッポーアッポーペン」略称:PPAPは、古坂大魔王扮する「謎の千葉県出身シンガーソングライター」たるピコ太郎(ピコたろう)が、2016年(平成28年)8月25日に動画投稿サイト「YouTube」上に発表した動画作品・楽曲。、ビルボードにチャートインした最も短い曲として、52年振りに記録を塗り替え、わずか45秒の曲でチャートインという新記録を打ち立てた。この成績が評価され2016年10月28日にはギネス世界記録にも「全米ビルボードトップ100に入った世界最短曲」として認定された。
保育園落ちた日本死ね
「保育園落ちた日本死ね!」という書き出しで始まる匿名のインターネット上の記事。女性の活躍推進や待機児童問題の解消が叫ばれる中、保育所の入園選考にもれた母親が率直な心境をつづった。安倍晋三首相が予算委員会で内容について言及したほか、ネットにも賛否両論の多数の書き込みが寄せられるなど、話題となった。
北海道新幹線
北海道新幹線は、青森県青森市から北海道旭川市までを結ぶ計画の高速鉄道路線で、整備新幹線5路線の一つである。 新青森駅 – 新函館北斗駅間が2016年3月26日に開業した。
ポケノミクス
2016年7月22日より配信が始まったポケモンGOによる経済効果や一連の流れを「ポケノミクス」と称した。
ポケモンGO
Pokémon GOは、ナイアンティックと株式会社ポケモンによって共同開発されたスマートフォン向けゲームアプリ。対応プラットフォームはAndroidとiOS。メディアでは一般的に「ポケモンGO」と報道されており、一部メディアでは「ポケGO」と略されているほか、単に「ポケモン」と呼ぶ場合もある。
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ま行
マイナス金利
金融機関が日本銀行に持つ当座預金のうち、任意で預けている額について、マイナスの金利をつける政策。
民泊
民泊(みんぱく)は、旅行者などが、一般の民家に宿泊することを一般的に意味する日本語の表現であるが、特に、宿泊者が対価を支払う場合に用いられる。また、ホームステイと同義で用いられることもある。
盛り土
盛土(もりど)とは、低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る、または周囲より高くする工事。 またその工事によって盛られた土砂そのもののことも指す。東京都豊洲市場の盛り土問題が話題に。
や行
百合子グリーン
都知事選期間中の「緑」に始まり、「青」「赤」と変化するたびに注目が集まる小池百合子・東京都知事のカラーコーディネート術。
ら行
落語女子
イケメン落語家の登場で、若い女性の間で落語ブームが起こっているそうです。
まとめ
2016年「新語・流行語大賞」のノミネート候補になりそうな、今年の注目された言葉を並べてみました。
こうしてみると、2016年もいろいろな出来事があったなぁ・・といろいろ思い出されました。
「新語・流行語大賞」は、姜尚中(作家・聖学院大学学長)、俵万智(歌人)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)の7名からなる選考委員会によって選出されるそうです。
毎年12月1日(土曜日・日曜日の場合は次の平日)に発表されるそうなので、2016年の今年は、12月1日(木)になりそうです。
2016年の「新語・流行語大賞」は、どんな言葉が大賞を取るのでしょう? 12月1日の発表が楽しみですね!