NHKで行われた『刑事コロンボ』の人気投票“あなたが選ぶ「思い出のコロンボ」投票”のベスト20が発表されました。
この投票で人気の高かった20作品の放送がNHK BSプレミアムにて11月10日(土)よりスタートします。(第20位から放送されます)
よれよれのコートに葉巻、そして「うちのカミさんがね」というおなじみの名セリフ。
刑事ドラマの名作として、世界中で愛されている傑作シリーズの全69作品のベスト20とは?
Contents
あなたが選ぶ!思い出の刑事コロンボ ベスト20発表!
1位:別れのワイン(ANY OLD PORT IN A STORM)
2位:二枚のドガの絵(SUITABLE FOR FRAMING)
3位:忘れられたスター(FORGOTTEN LADY)
4位:溶ける糸(A STITCH IN CRIME)
5位:パイルD-3の壁(BLUEPRINT FOR MURDER)
6位:祝砲の挽(ばん)歌(BY DAWN’S EARLY LIGHT)
7位:ロンドンの傘(DAGGER OF THE MIND)
8位:構想の死角(MURDER BY THE BOOK)
9位:歌声の消えた海(TROUBLED WATERS)
10位:逆転の構図(NEGATIVE REACTION)
11位:殺しの序曲(THE BYE-BYE SKY HIGH I.Q. MURDER CASE)
12位:殺人処方箋(しょほうせん)(PRESCRIPTION:MURDER)
13位:秒読みの殺人(MAKE ME A PERFECT MURDER)
14位:権力の墓穴(A FRIEND IN DEED)
15位:策謀の結末(THE CONSPIRATORS)
16位:死者のメッセージ(TRY AND CATCH ME)
17位:意識の下の映像(DOUBLE EXPOSURE)
18位:魔術師の幻想(NOW YOU SEE HIM)
19位:美食の報酬(MURDER UNDER GLASS)
20位:死の方程式(SHORT FUSE)
出典:https://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/
刑事コロンボとは
1968年にアメリカで放送されるや話題となり、日本でも大ヒットした『刑事コロンボ』。
よれよれのコートに葉巻、そして「うちのカミさんがね」というおなじみの名セリフ。
独特のテンポで進むストーリーで、知的で社会的地位も高い犯人が完全犯罪を目論むも、一見愚鈍で無害そうなコロンボにアリバイを突き崩され、自ら破滅の道を転落する必罰的展開。
コロンボと犯人との駆引き、静かにそして確実に追い詰められて行く犯人の内面の葛藤・焦りといった感情描写や、コロンボのユーモラスな台詞回しなど、そのいずれもが味わいのある1話完結の人間ドラマとなっている。
今も刑事ドラマの名作として、洋の東西を問わず世界中で愛されている傑作シリーズ。
野暮ったい見た目とは裏腹の、スゴ腕刑事
華麗なアクションをこなすわけでもなく、一見すると冴えない”おじさん”刑事のコロンボ。しかしその風貌とは裏腹に、鋭い観察眼の持ち主で、鮮やかに犯人を追い詰める姿が、新しい刑事像として視聴者の心をわしづかみに。
コロンボを演じたピーター・フォークは、この作品でエミー賞主演男優賞を4回受賞している。
犯人が冒頭からわかる!ミステリードラマの金字塔
事件が発生し、最後に刑事が犯人を突き止めるという流れのミステリードラマが多い中、『刑事コロンボ』では冒頭で犯人が明かされるという、当時としては斬新な手法で描かれている。
犯人の動機とは何か?その背景とは?そして、どのようなトリックが使われたのか?
コロンボの鋭い観察と粘り強い捜査によって、犯人と繰り広げられる心理的な駆け引きが、このドラマの見どころの一つ。
思い出の刑事コロンボ ベスト20の放送予定は?
思い出の刑事コロンボ ベスト20の20位から順次放送されます。
20位 「死の方程式」
2018年11月10日(土) 午後4時30分~午後6時00分
19位 「美食の報酬」
2018年11月17日(土) 午後4時30分〜午後6時00分
18位 「魔術師の幻想」
2018年11月24日(土) 午後4時30分〜午後6時00分
17位 「意識の下の映像」
2018年12月1日(土) 午後4時30分〜午後6時00分
16位 「死者のメッセージ」
2018年12月8日(土) 午後4時30分〜午後6時00分
刑事コロンボの受賞歴
プライムタイム・エミー賞
作品賞・ミニシリーズ部門(1974年)
主演男優賞・ドラマ部門:ピーター・フォーク(1972年、1976年、1990年)
主演男優賞・ミニシリーズ部門:ピーター・フォーク(1975年)
助演男優賞・ドラマ部門:パトリック・マクグーハン(1975年、1990年)
助演女優賞・ドラマ部門:フェイ・ダナウェイ(1994年)
脚本賞・ドラマ部門:リチャード・レビンソン、ウィリアム・リンク(1972年)
エドガー賞
最優秀エピソード(テレビシリーズ):ロバート・ヴァン・スコヤック「美食の報酬」(1979年)
特別賞:リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク(『刑事コロンボ』、『エラリー・クイーン』)(1979年)
ゴールデングローブ賞(テレビ部門)
作品賞(ドラマ部門)(1972年)
男優賞(ドラマ部門):ピーター・フォーク(1972年)
まとめ
刑事コロンボシリーズ、大好きなんです!
人気投票のベスト20が毎週土曜日に放送だなんて!
土曜日の楽しみが増えました。