「こうのとり」は冬季にまれに飛来する(冬鳥)ですが
今回のお話は宇宙に宇宙へ飛び立った「こうのとり」のお話です。
こちらのロケットが「こうのとり」7号機(HTV7)をのせて宇宙に飛び立ったロケットです。
このほど、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた、「こうのとり」7号機(HTV7)が物資補給の任務完了し、大気圏に落下させ運用を終了したそうです。
また、今回の「こうのとり」7号機には回収カプセルを搭載しており、2018年11月11日、大気圏脱出の熱に耐え、太平洋に着水、無事回収にも成功したそうです。
回収カプセルには、国際宇宙ステーション(ISS)からの研究成果なども無事持ち帰りました。
これは、将来の有人化などにもつながると期待なのだとか。
(出展 JAXA)
Contents
「こうのとり」7号機のミッションとは
「こうのとり」7号機(HTV7)は、日本が開発した無人の宇宙船で、国際宇宙ステーション(ISS)に補給物資を運ぶことがミツションとなっています。
HTV7は、約6トンという世界最大の補給能力があり、HTVのみが行える大型装置の輸送や、物資補給を着実送り届けることが
ISSでの活動、研究にとって、たいへん重要なものとなっているようです。
(出展 JAXA)
「こうのとり」7号機に搭載された生鮮食品
「こうのとり」7号機(HTV7)には、玉ねぎ、パプリカ、シャインマスカット、温州みかんの生鮮食品が積まれて送られたました。
宅配きたわよ~!
うひよ~!おいらはタマネギ丸かじりだ!
それなら、おいらは、ミカンの皮くっちゃうぞ!
ほう、おれは、ピーマンの種も食えるぜ!
ひゃほー!タマネギ挟んでスペース・チーズバーガー! 横に向けても落ちないよ♪
といったかどかはさだかではありませんが・・・・
「こうのとり」7号機(HTV7)で運ばれた生鮮食品で「スペース・チーズバーガー」を作る国際宇宙ステーション(ISS)第56次長期滞在クルーのレポートでした / (出展 JAXA)
宇宙でもチーズバーガーが作れるのですね^^
生鮮食品が届くまでの様子が見れます>
youtubeで生鮮食品が届くまでの様子
「こうのとり」7号機のミッション計画
- 打上げ ・・・2018年9月23日(日)
- ランデブ ・・・2018年9月27日(木) 午後8時
- ISSへの結合 ・・・2018年9月28日(金)
- ISS結合中の運用・・・2018年11月8日(木) 午前1時分離
- ISSからの分離/大気圏への再突入・・・2018年11月11日(日) 午前6時
打ち上げ
(出展 JAXA)
ランデブ
ISS後方5kmの位置で相対的に停止。
結合
ロボットアームでHTVを補足し
ISSに結合される
分離
大気圏への再突入
「こうのとり」7号機の搭最品は
HTV7は総重量6.2トンで船内4.3トン、船外1.9トンの物資を搭載。
船内物資
実験用ラック3台、実験装置3台、小型衛星3台、生鮮食品
と今回回収に使われたカプセル
今回ISSの回収実験に使われたのがこのカプセル
外部物資
リチュームイオンバッテリー6台
を運んだそうです。
実験機材だけで4tトラック1台分のとは驚きの量ですね。
「こうのとり」7号機 全体図
全長:10m
直径:4.4m
総重量16.5トン
補給キャリア与圧部
船内補給品を搭載、ISS結合中はクルーが乗り込み
積み下ろできる。補給後は不用品を搭載。
補給キャリア非与圧部
船外実験装置や大型の装置が搭載されている場所
曝露パレット
バッテリーを運ぶ荷物台
電気モジュール
航行制御、各部への電気供給
推進モジュール
4基の推進タンク、32にスタスタからなる
近傍通信システム
GPS内蔵でISSや地球との交信を行う
反射板
ISSとのランデブー用レーザ光の反射鏡
今回回収されたカプセル
こちらが太平洋で回収カプセルです。
(出展 JAXA)
炊飯器!?みたいなところがカプセルなのでしょうか
まさか炊きあがったお米が入っていることはないと思いますが・・・
打ち上げの時は大きく感じましたが、思ったよりコンパクトなのですね。
まとめ
いかがでしたか、空高いところにある、宇宙の国際宇宙ステーションISSの中で暮らして地球を眺めている宇宙飛行士。
こんな所で実験を行っているクルーの人たちは食べる物も違うでしょう
ポテチやシュークリームもおいそれとは買いに行けませんね。
また、不安や危険も多いことでしょう。
最近では、宇宙旅行の話なども話題に上がっていますし
一般の人が宇宙旅行へ旅立つ時代ももうそこまで来ていると思います。
それもこれも、これまでも宇宙で開発、研究を行っている人々の賜物なのでしょうね。
無事に帰還して、宇宙の話などが聞けることを楽しみにしています。
「こうのとり」HTV7をもっと知りたい方はこちらがよくわかります
最後までお読みいただきありがとうございます。