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新潟糸魚川(いといがわし)大火災!ラーメン店(上海軒)の場所はどこ?出火の原因や賠償は

12月22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市(いといがわし)大町1丁目のラーメン店の台所に煙が充満していると、近所の商店から119番通報があったそうです。

県警糸魚川署や市消防本部によると、海に向かって風が強く、火元から海岸までの約300メートルにわたって住宅や商店など約140棟が延焼し、7時間以上経った現在も炎上してるそうです。

知事が陸自に災害派遣を要請したというこの大火災の火元はどこ? また、火災の原因や賠償はどうなるのでしょう?

新潟糸魚川の大火災の出火元の上海軒の場所はどこ?

新潟糸魚川の大火災の出火元のラーメン店(中華料理)は新潟県糸魚川市大町1丁目の上海軒(シャンハイけん)のようです。

場所:新潟県糸魚川市大町1丁目2−7

新潟糸魚川の上海軒(しゃんはいけん)の店の外観は?

新潟糸魚川の上海軒(しゃんはいけん)の店の外観の写真です。かなり古い建物のようですね。

 

新潟糸魚川の大火災の上海軒の出火の原因は?

上海軒の出火の原因はまだ発表されていないようです。
中華料理店ということなので、油が引火したのでしょうか?

追記です! 火事の原因が判明しました!

 

糸魚川火災の原因は鍋の空だき!上海軒の72歳の店主に重過失で賠償金支払い義務?


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新潟糸魚川の大火災の上海軒の賠償はどうなるの?

江戸時代から続いている、創業350年の老舗の加賀の井酒造の酒樽も完全に燃えてしまったようです。
まるで山火事のような大災害、焼け野原になってしまったお店や住宅などの賠償はどうなるのでしょうか?

火事による損害賠償の法律 失火法とは?

隣家からのもらい火で自宅が全焼してしまったとき、日本の法律では原則として相手に損害賠償を求めることができません。
伝統的に木造家屋が多い日本では、火事による損害賠償は個人の資力を超えることが多いため、「失火法」という法律で特別に規定されています。

もしも自宅がもらい火の被害にあってしまったらどうなるのでしょうか?

それを知るために、まず最初に失火法の条文を見てみましょう。
「民法第709条の規定は 失火の場合には之を適用せず。但し、失火者に重大なる過失ありたるときは 此の限りに在らず」 とあります。

・・・これだけではなんだかよくわかりませんね。

まず、失火法の中に出てくる民法第709条がどういうものかを知る必要がありますが、これは不法行為責任に対する規定で、「故意または過失によって他人の権利または法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」というものです。

つまり、「他人の権利や財物を侵したら、損害を賠償する責任がありますよ」というのがこの709条です。

このことを踏まえて、失火法を簡単に表現すると・・・

「通常は民法709条で損害賠償責任が発生するような状況であっても、重大な過失(以下「重過失」といいます。)がなければ失火だけは特別扱い、損害賠償しなくてもいいですよ」
・・・ということになります。

つまり日本においては、火災による経済的損失に対しては火元からの損害賠償は期待できないということになります。
もらい火に備えるためにも、自分で火災保険に加入して自己防衛することが原則となるわけです。

出典: http://www.rits.jp/topicks/fire.html

新潟糸魚川の大火災で亡くなった方やケガで搬送された人はいるの?

警察などによると、これまでに煙を吸った女性一人が救急搬送され、避難中に転んだ女性が頭を打ってケガをしたそうです。

約400世帯が停電している

東北電力によると、火災の発生している糸魚川市本町と大町1丁目、2丁目を中心に、22日午前11時過ぎから約400世帯が停電し、午後4時現在も停電が続いている。糸魚川市は、避難した市民に市民会館を開放したそうです。

新潟県は午後1時に災害対策本部を設置し、米山隆一知事が午後2時に陸上自衛隊に災害派遣を要請。同県上越市の陸自高田駐屯地から消火に当たる部隊が現地へ向かった。市消防本部は近隣自治体に応援を要請。政府は首相官邸内の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

北陸新幹線は運行中止?

現場はJR北陸新幹線糸魚川駅北側の商店街で、飲食店などが密集している。JR西日本によると、北陸新幹線は通常通り運行している。

大規模火災になった原因は?

気象庁によると、日本海側の低気圧に南風が吹き込んでいるため、糸魚川市では22日午前10時すぎに最大風速14・2メートルを記録、最大瞬間風速は正午すぎに24・2メートルを記録したそうです。

この海に向かっての風が強いせいで被害が拡大したようです。