神奈川県大和市のすし店で、ノロウイルスや寄生虫による集団食中毒が起きていたことがわかったそうです。
神奈川県によると、今月17日の夜に大和市にある飲食店「すし道楽」で、職場の忘年会を行った客のうち10人が、下痢や腹痛、嘔吐(おうと)などの症状を訴えました。
「すし道楽」の集団食中毒の被害者は?
職場の忘年会を行った客のうち10人が、下痢や腹痛、嘔吐(おうと)などの症状を訴えたそうです。
10人は入院はしておらず、現在は全員が快方に向かっているという。
集団食中毒の検出されたアニサキスとは?
食中毒の症状を訴えた10人のうち、9人からはノロウイルス、1人からアニサキスという寄生虫が検出されていたそうです。
神奈川県は、この飲食店が提供した食事による集団食中毒と断定し、原因となった食品を調査しているそうです。
アニサキスとは?
アニサキス(学名:Anisakis)は回虫目アニサキス科アニサキス属に属する線虫の総称で、海産動物に寄生する寄生虫である。
ヒトにアニサキス症を発症させる原因寄生虫だが、ヒトへ感染するときには主にサケ、サバ、アジ、イカ、タラなどの魚介類から感染する。
アニサキスの予防方法とは?
アニサキスの宿主を生食しないことが、最も確実といえる。
それ以外では、60℃1分以上の熱処理、または長時間の冷凍によって、感染リスクを減少できる。
冷凍温度と保持時間に関する規定は次の通り。日本:-20℃以下で24時間以上(厚生労働省の指導)
神奈川大和市の「すし道楽」の場所はどこ?
https://goo.gl/maps/PQdUNtzkc5q
所在地: 〒242-0006 神奈川県大和市南林間1丁目2−6
神奈川県は店を24日から当面の間、営業禁止としている。