探検バクモンで『禅』教えについて放送がありました。
ストレスの多い現在社会の中で体の健康は大切ですね。
でも、この体の健康に一番関係のあるのが心の健康。
アップルの創業者のスティーブ・ジョブズも禅に魅了されるなど
外国人にも日本の文化の禅は人気となっているようです。
また、ガッテン!では、病気などから病気から身を守る免疫力アップする方法にも瞑想としてランクインしていました。
ガッテン!病気から身を守る免疫力アップ方法ランキングTOP20
話をもどし探検バクモでは、曹洞宗大本山總持寺を訪れていました。
曹洞宗大本山總持寺(そうとうしゅうだいほんざんそうじじ)では700年前から禅の教えを説いているのだそうですよ。
曹洞宗では座禅がいちばん大切なのだそうです。
禅の修行は、毎日同じスケジュールで、一つ一つの行いに、厳格なルールや作法があるそうです。
その生活すべてが修行。つまりは禅の教えの真意はこの中にあるのでしょう。
一日の始まりは、
午前4時に起床し坐禅。
朝課(ちょうか)
お寺に関わる仕事、作務(さむ)へと続く。
禅の作法1 掃除
作務の中から、境内の掃除を見せていただくことに。そこにも、もちろん作法があるそうです。
探検バクモン一行がやってきたのは、百間廊下ひゃっけんろうかといわれている164メートルもある長い廊下。
この廊下を一気に雑巾がけします。雑巾がけの際に心掛けることをおたずねしたところ…。
お答えは「雑巾になりきること」
とにかく、作業に集中することがいちばん大事。
作法にそって取り組むと・・・一つのことに集中すると言うことなのですね。
禅の作法2 食事
僧侶にとっては、食事も修行の場なのだそうですよ。
食事中は私語厳禁。
食事はもちろん、肉や魚を使わない精進料理です。
食べるときにも厳格な作法があり、必ず手で器を持ち、音を立てずに食べる。
器は一回一回もって食べる。
そして周囲の人と食べるペースを合わせて、同時に食べ終わらなくてはなりません。
7粒ほど米をのこす。・・・残った米はあつめて鳥などにあたえて供養する。
これは知らなかったですね。
このような作法に集中して、行いの形を整えることが、心を整えていくことにつながるんだそうですよ。
総持寺 料理に肉や魚を使わない精進料理レシピ
大根ステーキ
大根を輪切りにしてレンジで蒸す。
170Cの油であげバルサミコスで味付け大根のステーキのできあがり。
大根の皮も料理に使い、なんでも無駄にしないことをわすれないこと。
忘れていた日々の暮らしのありがとうを忘れないことが重要なのだとか。
禅の作法3 座禅
坐禅作法
- 合唱低頭 がっしょうていず
禅堂を入ってから合掌して低頭(ていず=お辞儀をすること) - 左右揺身 坐禅の初め、終わりに必ず、左右に身をゆする。(8回)
- 結跏趺坐(けっかふざ) 右足を左ももの上に乗せ、左足を右ももの上に乗せる。
- 法界定印(ほっかいじょういん) 両手で楕円形を作ること
- 顎を引いて視線を落とす
- 鼻筋とへそを一直線にする。
- 雑念が浮かんでも考えをおわないこと。
- 神経は両手のたまご中に神経を集中する。
まとめ
私も座禅を組んでみましたが、確かに気分がスッキリした気がしました。
嫌なことやストレスを感じた時など、座禅を組んでみるのもいいですよ。